ほぼテレビを見ない生活を1年ほどしてみた感想。
テレビを見ない人ってよくいるじゃないですか?
私の奥さんもその一人でして。。
幼少期からテレビを見ない家庭環境で育っていて結婚して共同生活を始めてからも、
私がちょっとコンビニにふらっと出かけて帰ってくるとテレビが消えていたり、トイレに席をたった時も戻ってきたら消えていたりと彼女の中でのテレビの位置付けは非常に低いところにあったようです。
ちなみに私は、テレビが当たり前についている環境で幼少から育って来たので、一人暮らしの時はひどくて、トイレに行くときやお風呂に入るときはもちろん、テレビを点けた状態で就寝することもしばしばありました。
そんな二人が一緒に住んでいるのでなかなかお互いテレビの話題に触れないようにしていたんです。
喧嘩したくないしね。
が、
二人目が産まれる時に、奥さんからテレビを見ないようにしませんか?と、話を持ちかけられました。
なんとなくテレビが子供にあまりよくないってのは聞いていたんですが、話を持ちかけられたので、
もうその時点で選択肢はなく見ないようにする生活を始めました。
で、どうだったのか詳細やまとめを書き出します。
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そもそもテレビが子供に与える影響って?
具体的にテレビを見ていると、子供にどういった影響があるのかを調べてみました。
たくさんのサイトを見て回ったのですが、どこのサイトにも共通していたことがこちら。
- 脳の発達に悪影響を及ぼす
- 視力の低下
- 集中力の低下
- 疲労の増加
- 表情が乏しくなる
- コミュニケーション能力の低下
などが挙げられていました。
なんだか、たくさん調べて改めてこの文字の羅列を見るととってもテレビってヤバイじゃん!って思い、
我が家のテレビをほぼ見ない生活が始まりました。
今日まで実践していること
とは言っても、いきなりテレビなし生活はきついので現在まで結果として続いている我が家のルールをまとめて見ました。
- 食事中は絶対テレビを点けない
- テレビの前を離れる時は必ず消してから移動する
- どうしても見たい場合は必ず時間を決めて見る
- 音量も5〜6くらいに設定
- 仕事から帰宅後は見ない(自分だけのルール)
はい、すいません!恥ずかしながらこれだけのルールです。
始めた当初はまず一つ目の食事中のテレビ禁止が一番つらかったです。。
実家及び一人暮らしの間テレビを見ながら食事が当たり前だったので、
まずこの行為が非常につらかったです。
これに慣れるまでに1~2週間くらいかかりました。
(何度もリモコンに手が伸びてその都度リモコンを高いところに置きなおしました。。)
ただ不思議なことに、食事中のテレビをやめたことによって
残りの4つも自然とできるようになってきたのです。
そもそもテレビを点けてないから席を外す際も消す必要がないし、
無音に慣れてしまうから必然的に音量も10以下になるし(10超すとうるせーってなる)、
どうしても見たいニュースなどは見ることにしたけど定時に放送終了するので、
終わった後ダラダラ見ることもなくなった。
帰宅後は、テレビを点けようと最初は思ったりもしていたけど、
テレビを点けて家族を起こしてしまわないか?なんて考えを持つようになってしまい、
結局点けずに寝るようになった。
と、なんだか分からないけど食事中のテレビ禁止から派生して、
決めたルール全て今では守れています。(守ったというよりなんとなくそういう習慣になった。)
結局ルールを5つ決めたけど、『食事中のテレビ禁止』が
自分の中ではその他のルールに一番影響を与えていることがわかりました。
テレビをほぼ見ない生活で困ったこと
デメリットって書こうと思ったのですが、人それぞれかな?って
思ったので、ここでは実践してみて少しうーん。。ってなったことを書きます。
- 話題についていけなくなった。
- 親戚が遊びに来た時にテレビをガンガン点けるのでその音の大きさにびっくりする。
- 災害通知が入らない携帯のため、災害時にテレビを点けないとすぐ気づかない。
今のところうーん?ってなった事はこれくらいです。
2.3に関してはあまりそういう機会がないためまったくですが、
話題についていけてない感は否めないですね。。
『昨日の○○のドラマ見た?』
『ごめん、見てない。。』
『。。。』
『。。。』
こんな感じに最近は特になってきています。
なので、最近はスマホで時事ネタを拾ったりしてます。(そんなにしませんが)
そう考えたら、個人的テレビを見ないデメリット的なものってあまりないですね。。
テレビをほぼ見なくなって変わった事
そもそも始めたきっかけが、ちびっ子たちの成長の妨げにテレビがなるというところから
テレビをほぼ見ない生活を始めたのですが、
いつの間にか自分たち夫婦にもたくさん変化が見られました。
- 家族の会話が増えた。
- テレビに時間を縛られることがなくなった。
- 早く寝るようになった。
- 子供たちがテレビを見ないことにより遊びに集中できるようになった。
- 電気代が減った。
現在までで変化したなぁ。と思ったことはこの5つです。
そもそもテレビが点いていないのだから、必然と食事の際なんて特に会話が増えました。
『今日こんなことがあってさぁ。』とか
『電車の音って聞こえるんだね。』とか、些細なことですが今までの3倍以上、
会話をする機会が増えました。
また今までは今日この番組があるからっ。とか、
もうすぐこの番組が始まるとか、
テレビ主体で自分のスケジュールが動いていましたが、
今ではそれがなくテレビに時間を縛られることがなくなったため、
時間を有意義に利用できるようになりました。子供と触れ合う機会も圧倒的に増えましたし、
どうしても見たい番組があれば録画して後で見れる時間を決め見るスタイルにし時間を自分が主体で
コントロールできるようにもなりました。
帰宅後も今まではダラダラと照明代わりにテレビを点け、
何をするわけでもなくぼーっと画面を見つめて気が付けば深夜2時!!
なんてこともしばしばありましたが、今ではテレビを見ないので
風呂に入って調べものなどして寝るというサイクルになり不眠がなくなりました。
テレビの影響は子供たちにも変化が見られ、
今までテレビを点けっぱなしにしていたりしていたため、遊びにも集中せずどこか中途半端な行動が
目立っていたのですが、テレビを点けないようしてからは黙々と一つの遊びに
集中するようになりました。
それに昔はちょっと時間が空くと『テレビ見たい!』と言ってた子供たちが、
少しでもテレビが点いているとテレビを自発的に消すようになりました。(これには一番驚きました。)
あと余談ですけどテレビを点けないことによって電気代がかなり減りました。
まとめ・感想
全ての方に当てはまらないので、何とも言えませんが、
とりあえず我が家がほぼ1年間テレビを見ない生活をしてみて一番感じたことは、
我が家にはテレビってそんなに必要なものじゃなかったんだなぁ。
ってこと。
そんでもって、テレビをほぼ見なくなってからは良いことばかりで逆に今までテレビにすげー振り回されてたなぁ。。
なんてことまで考えたりで完全考え方が180度変わりました。
完全に見ないようにするまでは個人的にもう少し時間がかかりそうです。
また完全に見ないようにしなくても、きちんとメリハリやルールを設定して実行すれば、
全くストレスを感じずテレビなし生活を送れると思いますので、
もしちょっとやってみようかな?と、
考えている方にはおすすめします。
とりあえず、会話も増えて、時間にも余裕が出来て、規則正しい生活が送れますよー。。
では、ここまで!